ふるさとの伝統行事にみんなで参加しよう!


第21回

天の川とんど祭

 
資料によるととんど(左義長・さぎちょう)とは、小正月に行われる火祭りの行事。
地方によってどんど、どんど焼き、とんど焼き、どんと焼きなど呼び方が異なる。
日本全国で広く見られる習俗だが、とんどをとんど祭としたのは我々が始まりと云えそ
うだ。神奈川県大磯町の左義長は重要無形民俗文化財に指定されている。

1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を三四本組んで立
て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。その
火で焼いた餅を食べるたり注連飾りなどの灰を持ち帰り自宅の周囲にまくとその年の病
を除くと言われる。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達するとも言
われている。

さて、今年の天の川とんどまつりは寒さの中にも好天に恵まれ例年よりも盛大に行われ
ました。今年で21回目を迎えましたが例年通り、当日は来れないのでと前日に、或い
は開始2時間前の早朝からしめ縄などの正月飾りを持参される人がおられて開始時間に
は山積みとなりました。不況関らず例年よりも豪華なお飾りが目立ったのは不況だから
願が大きかったのかも知れません。
とんどまつりは七夕行事とは直接関係無いのですがお飾りの処理に困っておられる市民
が来られるので止められなくなったのが実情です。

私たちは手弁当のボランティアで準備の段階から汗を流しているのですがとんどの資材
と組み立て労力、善哉や甘酒の材料及び寄付金提供、又、和太鼓などの演芸等々多くの
人たちに支えられて実施しています。一方会員の高齢化と寄付金の減少は今後の課題と
して残されています。

開催日は以前は成人式(1月15日の祝日)に決まっていたのですが早すぎても遅すぎ
てもしめ縄は取り外せません。又、会員には会社勤務の人も居ますので休日で無いと総
動員できないなどの課題もありますが休日の変更など我々で対処できないのが実情です

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しめ縄、門松などたくさん持参されました 市議会議長の祝辞とごあいさつ甘酒、ぜんざいのお接待

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